中学受験国語ーなぜ中学入試の科目に国語なんか存在するのでしょうか。

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中学受験国語ー「国語は読めば何とかなる」は本当です。でも、何も知らなければ読んでも何ともなりません。

2019/03/07

巷にいらっしゃいませんか?

国語なんか、読めば何とかなるって言っている人。

もしそれが本当なら、なぜ中学入試の科目に国語なんか存在するのでしょうか。


不思議に思いません?

中学入試に国語なんて、いらないっすよね。


中学入試をみていると、国語算数の2科目受験とか、国語算数理科の3科目受験なんかがあります。

でも、算数理科の2科目受験とかは存在しません。

なぜだと思います?

日本の学校だから、国語(日本語)の入試はあって当然なんじゃないかしら。

それはごもっともかもしれません。


でも。

それ、中学入試後に中学で指導しても別に問題ないですよね。わざわざ中学入試する必要ないですよね。

算数だけでいいじゃん。中学入試なんて。

そういうことを密かにお思いっすか?ひょっとして。


実際に算数に特化した中学入試をしている私立中学も少数派ながら存在しています。

存在はするのですが、一般的な入試の手法とはなっていません。

なぜに?灘中の入試がそうではないから?

ある意味そうかもしれませんw

国語って、読解力だと私は思っています。

読解力って何?ということですが、知識の量の多さと、相手の気持ちや考えを察する力のことです。


小説文が苦手なお子さんって結構男の子に多いです。

これ、いわゆる一般常識がまだ備わっていなかったり、精神的に幼くて登場人物の心理状態を推察できなかったりが原因です。

物事を知らなすぎて理解しにくいケースも、それこそ掃いて捨てるほどあります。

説明文が苦手なお子さんは、その文章で取り扱われているジャンルについて知識が疎かったり、論理的思考ができていなかったりするのが原因です。

論理的思考をトレーニングする教材はあります。

あれ、いろんな生徒にやらせてみたんですけど、それで伸びた生徒は「そもそも賢い子」でした。


失礼ながら、あなたのお子さん、賢いですか?

怒らないでくださいね。

賢いんだったら、そもそも一所懸命ググってこの文章なんか読まないっすよね。

なんかいい方法がないものか。

このダメな状態を何とかクリアできないものかと、そうお思いなんですね。


少しご納得いただいたところで、続けます。

塾の国語の授業でも伸びない、巷の問題集でも伸びない。

そういうお子さんには、実は読書が最適です。

だって、小説だって、自分の人生以外のまったく別の人物の人生を追体験できるんですから。


別人物の人生の追体験をたくさんすればするほど、自分とは違う考え方や感覚に触れ合う機会が増えますよね。

そうすれば、お子さんの心、大人へと成長しますよね。

成長すれば、それだけ自分を制したり客観的に見たり、他人の気持ちに寄り添ったりできますよね。


頭の柔らかい小学生が小説をたくさん読むと、頭が固くなってしまった大人が小説を読むのとは比較にならないくらいたくさん吸収していきます。

だから読書は本当に大切なんです。

また、説明文は、そこに書かれてあるジャンルの知識について知っていれば、とてつもなく簡単に感じます。


ウェブのページで、自動車の記事があったとします。

メルセデスがどう、BMWがどう、はたまたトヨタが、マツダが。

男だったらある程度食いつきます。だって、なんか知っていることだったり、知っているからその記事に興味を持ったり。


女性である皆さんはいかがですか?

興味をお持ちになる方もいるでしょうが、だいたいどうでもいいんじゃないでしょうか。


かわいいクルマだったり便利がよさそうなクルマだったら別かもしれませんが、それ以外はみんな同じに見えちゃうんじゃないでしょうか。

そんな皆さんがクルマの細かい説明文を読んだとて、まったく頭に入ってこないことでしょう。

 


お子さんも同様に、知らないことや興味のないことは頭に入ってきません。


なんかよくわからないオッサンが意味のもう一つわからないことを書いている文を読まされ、おもむろにぼう線が引っ張ってあり、それがどういうことか40字以内で説明せよ、と。


なんか意味わからんけど、きっとぼう線の後ろに答えがあるはずだから(これはテクニックではなく、「お作法」です)後ろをよく読んで。

ううんと、よくわかんないけど、このへんを書いとけば当たるかも。


40字ってことは、書くべきポイントは2つだな(これもテクニックでも何でもなく、ただの「お作法」)。

ようし、2つのポイントのうち、1つでも当たれば儲けものだ。

きっと8点配点だから、4点はゲットだな。

ま、お子さんの公開模試での国語の試験中の頭の中は、こんな感じです。

これ、キチンと読解できていれば、そんな当てずっぽうなことをしなくてもいけますよね。

ためしに、低学年用の国語の問題集を持ってきて、お子さんに解かせてみてください。

全問正解。


で、なぜその答えを書いたか、聞いてごらんなさい。

きっと全員こう答えるでしょう。「だって、ここに書いてあるから」

完璧に読解していればこその、この発言。

あとは「お作法」通りに解答を作成していくだけなんです。

普段取り組んでいる国語の問題とか、模試の国語本文もこうなればまったくどってことありませんよね。

常に国語の偏差値が60以上になります。


「お作法」は普段の塾の授業だけで十分です。

国語の模試の見直しだとか、解き直しとか、私は必要性を感じません。


そんな時間があるなら、他の科目の見直しとか解き直しをさせてください。

国語で必要なのは、漢字や文法や慣用句を除くと、あとは「小説を読ませる」「片っ端からいろんなジャンルの本を読ませる」です。

他の国語屋にそれを言うと、間違いなく「暴論」だと言われることでしょう。

それは、その国語屋たちがその術を持ち合わせていないからです。

国語がなぜ中学入試の科目としてどの中学でも必須科目とされているか。

それは、お子さんが幅広く知識を持っているか、他人の考え方や感情を汲み取ることができるか。

この2つの力の度合いを測りたいがためなんです。

知識があれば、そこからさらに深い知識・派生させて違う知識を教えていきやすい。

自分とは違う考え方・感じ方を理解することができるのならば、コミュニケーションをはかりながら物事を推し進める人材として育てやすい。


20世紀は詰め込み教育でした。

21世紀の教育とは、そうではないことを今さら言うまでもないことでしょう。

これからの教育をより効果的に受けてもらうためには、国語がどうしても必要なんです。

素養のないお子さんは、中学としてはちょっと・・・というのが本音です。

ですので、素養のないお子さんというレッテルを中学入試当日に貼られないように、読書をたくさんさせてください。

どうでもよい解法・テクニックに凝ってはダメですよ。

それは「お作法」で、それを身につけたとて模試の偏差値なんて、これっぽっちも上がらないですから。

で、本を読ませろとうるさく言っていますけど、そんな時間まったくないです。。。


そうですよね。

たくさん本を読む方法とか、塾で教えませんもんね。

国語屋に相談したところで、そんな手法、彼らは持ち合わせていません。

なので、変な目で見られるのがオチです。

 

たくさん読書をする方法、知りたいですか?

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