【中学受験】公立に行ってはいけない

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【中学受験】公立に行ってはいけない

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今津です。

大阪・十三で書いています。

ここは中学受験を受ける方に向けていろんなことを発信しているのですが、絶対に心に留めておいてほしいことがありますので、あえて公立高校入試の話から入ります。

【大阪府で公立高校が2年連続で半数が定員割れ】

衝撃的なニュースが出てきました。

大阪府の公立高校で、2024年度に引き続き25年度においても定員割れの学校がたくさん出てまいりました。

全日制普通科では75校中35校、単位制は4校中3校、専門学科のある学校では32校中16校で定員割れが起きています。

25年度入試においては、特に2番手校に位置付けられている高校で定員割れが起きているのが印象的でした。

寝屋川高校は0・94倍、八尾高校は0・99倍です。

これらの学校は以前大阪府公立高校が9学区制だった頃のトップ校でした。

その時代から塾を構えて指導していた一人としては、信じられない数字です。

また、以前は人気校で高倍率だった3番手校においても、倍率がほぼ1・00倍近くまで下げているところも目立ちました。

ワタクシの知っているところで言うと、阿倍野高校は25年度入試の倍率が1・07でした。ここ、昔だと結構倍率が高かったはずです。

いずれにせよ、高校完全無償化が実施される前と後とでは、まるで違うエリアの話を聞いているような状態となっているのが今の大阪です。


【なぜ?どうして?】

昨年までの新聞報道では、「私学は2月10日、公立は2月20日または3月12日で、早く入試を終わらせたい層が私学に流れた」という論調が結構ありました。

確かにそのような人たちもいます。

しかし、本当はもっと根の深い理由があります。

それは、公立高の教育内容の質が明らかに見劣りがするためです。

昔ならば、●●高校に入学した、というだけで近所の人たちから「あの子は頭がいい」という扱いを受けていました。

今も確かにあります。

ただ、それは世間体がいいだけで、中身が伴わないことも多いのです。

みなさまは、「先生」と呼ばれる人たちは一定以上の教育指導力があるとお思いでしょう。

ワタクシも、先生と呼ばれる商売をしています。

ワタクシの商売の場合、長くやっているだとか、儲けているだとかいう先生は本当に実力もあり指導力抜群です。

実力や指導力がショボかったら、塾の場合は数年もしないうちに廃業せざるを得なくなります。

または、ショボいのにどうにかやっていたとしても、ものすごく貧乏そうですw

シンプルな生活を否定しているわけでは決してありません。

そうではなく、なんとなく伝わるオーラのようなものがビンボーそうだったら、そのセンセーの実力はホンマにショボいんです。

ワタクシのような一匹狼の場合は顕著に言えます。

大手塾においてもほぼ同様です。

先生たちから感じるオーラがショボい場合、その塾はだいたいビンボーです。要するに、皆さまから通っていただけないからビンボーなんです。

大手の場合だと上場しているところもありますから、赤字を叩き出しまくっていると上場できなくなってしまいます。株主も黙っていません。

だから、一所懸命になるわけです。

当然、良い人を集めないと話になりませんから、いい人材を採用し、きちんと研修などを受けさせ、徹底して講師の質確保を行っています。

ヒゲがボーボーだったり、すっぴんノーメイクだったりはあり得ません。

もちろん、シワシワのスーツを着ているとかもありません。

一般常識も持ち合わせており、きちんとした接客もこなせます。

センセーだからエライとは誰も思っていません。

商売柄「先生」と呼ばれているに過ぎない、という認識しかありません。

ゆえに、世間ずれしているような人も見かけません。

そしてこれは、私学の先生たちにも言えることです。

特に入試説明会で見かける先生たちは営業マンと同じくらい清潔感にあふれていて、きちんとしています。

ちなみに、学校内を見学してもそのような先生たちが普通に授業をしていますし、生徒指導にあたっています。

当然ながら学校内で問題も生じます。

そのときは一般企業とまったく同じレベルでクレーム処理にあたります。

どの先生たちも「初動が大切」なことを熟知しており、必要に応じて上長(学年主任や教頭)もスッと動きます。

また、最新の大学入試状況はもちろんですが、最新の教育法や世間の動きなどをつぶさに観察し、研修をどんどん行っているところもあります。

とにかく、これでよいと現状維持を保っている学校は一つも見られません。

それは一般企業とまったく同じで、普遍的なところは変えずに、時代に合わせて変えるべきはどんどん変化させていっているのです。

人、要するに先生たちに対しても同様で、どんどんと新しい知識や手法を身につけさせ、教育現場で積極的に実践させています。

学校はサービス業では決してありませんが、保護者の皆さまとタッグを組み、よりよい教育活動を行い、お子さまが健やかに成長していただくことを真に願っていることは確かです。

そして、その活動は他の学校よりもより上質なものになるよう、必死に取り組んでいます。

それらの取り組みが徐々に評価され、「私学のほうが教育の質が高い」という世間の認識となっていきました。

高校完全無償化とはなりましたが、それは授業料などメインの費用についてであって、諸費用や修学旅行代などは公立高校よりも高くつきます。

その費用を負担してでも私立に行きたい・行かせてあげたいという思いを強くお持ちの方が多いということは、裏を返せば公立高校がショボいということでもあります。

【なぜ私立と比べて圧倒的に公立はショボいのか】

もう皆さま薄々お気づきではないでしょうか?なぜ公立高校はショボいのか?

ざっくり言うと、

・予算がない

・教職員の間で危機感がない

この2点に集約されます。

まず、予算がない点について。

ワタクシは上の娘は奈良県立の養護学校に中高の6年間通わせておりました。その間、2年間をPTA会長として過ごしました。

今は息子を奈良市立の公立高校に通わせております。

PTAをしているときに痛感したのが、予算がない問題です。

PTAでは毎年、学校内で保護者としての要望を取りまとめ、年に1回県の教育委員会に要望書を提出します。

しかしその内容がアホみたいな内容ばかりです。

例えば、和式トイレを洋式にしてほしいだとか、古すぎて使いたくないようなトイレを何とかしてほしいだとか、音楽科のある高校なのにピアノがボロすぎて使いものにならないだとか、施設がボロくて教育施設としていかがなものかというものばかりです。

要するに、カネがないわけです。

校長先生が独断で使うことのできる予算があるのですが、私学の校長先生は比較的潤沢にあるのに対し、公立の校長先生はお小遣いみたいな額しかありません。

この状態で、果たしてお子さまにきちんとまともな教育を受けさせることができますでしょうか。

息子はこのあたりのことをきちんと熟知した上で、あえて本人の性質上公立校を選ばせたわけです。

教職員の間で危機感がないことは、何となく想像がつくかもですよね。

私立の先生たちはとにかく危機感をめっちゃ持ってます。このあたりは塾とまったく同じです。

もし生徒が入ってこなければ、リストラがはじまるのは必至です。それだけで済めばまだしも、学校そのものが消滅してしまいます。

そうならないためにはどうすべきか。

世の中の流れをしっかりと汲み取り、目の前の生徒や保護者さまのことをしっかりと見つめ、何がいいかを真剣に考えて指導するわけです。

学校組織も一枚岩になって日々必死で「よい教育とは何か」を考え実践しています。

一方、公立はそんなことはありません。

たまに校長や教頭が斬新な考え方の持ち主で、学校を大きく変えていこうとしていることがあります。

しかし、校長・教頭以下の教職員がまったく賛同しません。

今までこれでよかったのだから、これでいいじゃないか。

なぜ今、急にいろんなことを変えなくてはならないのか?

定年まであと数年なのに、どうしてそんなめんどくさいことをあえてしなければいけないのか。

こういう人が多いです。

また、授業などを見ていてもそう思います。

これは公立中・公立高どちらにも言えますが、授業に覇気がありません。

ただただぼんやりと授業をしています。

塾であんな授業をやった暁には、マジで0点です。そのセンセー。

自分の授業を評価するシステムが公立には皆無です。

あったとしても機能していません。

また、外を知らなさすぎるために、独りよがりな指導をしているセンセーが多すぎます。

だから、世間ずれしているんです。(このあたりは先日、息子の高校でバトルしてますwちょっと前の動画・ブログをご覧ください)

日々そのような指導の下で、あなたのお子さまは伸びるでしょうか?

ワタクシの息子はあえてその中で揉まれて育つ子だと思ったのでその中に放り込んだのですが、担任があれほど日本語の通じない人だとか、組織全体的にクレーム処理が子どもレベルだとかいう点で呆気に取られております。

大阪の公立2番手校、しかも伝統のある高校で信じられない倍率を叩き出したことは、悪い蓄積が一気に表面化した結果ではないでしょうか。

2番手校ですらこの状態です。

中堅以下の公立校は軒並み激しく低倍率です。人口が880万人もいる大阪府でこのようなことが今起こるとは、通常考えづらいです。

いかに公立校がダメなのか。その証左ともいえるでしょう。

大阪府の吉村知事は「再編をしながら、高校の質を高めていくべきだ」と言っています。

このような状態であっても「自分は大丈夫だ」と思っているか、「自分の勤務校がなくなってもまた別の学校に転勤になるから問題ない」と思っているセンセーがたくさんいると考えられます。

府県は違いますが、自分の息子を公立校に通わせて本当に呆気に取られている次第です。

ここまでひどいとは思いませんでした。

【中学受験を予定している保護者として考えていただきたいこと】

公立校と違い、私立校はどこも必死です。

世間ずれした先生や、一般常識が通用しないような学校はほぼ皆無です。

危機感のない生活は安定していてとても落ち着きますが、それがなくなると人間はおそらく堕落していく一方でしょう。

これはいろんな本を読んでも同じことを言っていますし、歴史を鑑みると明白です。

ワタクシのような一匹狼は事情が違いますが、塾や学校は組織で動いています。

組織がきちんとしていて方向性が正しければ、本当に素晴らしい結果を生みます。

その逆は何をしてもダメです。一部の人間が頑張っても、やはり変わりませんし、フレッシュな人材が入ってもすぐに朱に染まってしまいます。

かけがえのないお子さまの健やかな成長を期待なさるのならば、少しでもいい環境・いい指導者の下で教育を受けてもらいたいものです。

ぜひ皆さま方にはいい学校をお選びいただき、かけがえのない中高の6年間を手に入れていただきたいと願っています。


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