公立中高一貫×私立中の二刀流受験は現実的か?プロが薦める2つの戦略 早稲アカ日能研SAPIX浜希四谷
公立中高一貫×私立中の二刀流受験は現実的か?プロが薦める2つの戦略 早稲アカ日能研SAPIX浜希四谷
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今津です。東京・新宿(代々木)教室で書いています。
中学受験には大きく分けて、(国立)私立中を目指す流れと、公立中高一貫校を目指す流れの2つに分かれます。
中学受験をよくご存じの方ならよくご理解いただけるのですが、この2つの流れは同じように見えて、実はかなりの違いがあります。
今回は、私立中受験と、公立中高一貫校受験がどう違うのか、メリット・デメリットはそれぞれ何なのか、ご自分のお子さまはどちらが合っているのか、2つの両方を目指すことは可能なのかについて、それぞれ細かくみていきたいと思います。
ーーー目次ーーー
【1】公立中高一貫校のメリット・デメリットとは?
【2】私立中のメリット・デメリットとは?
【3】どんな子がどちらに向いているのか?
【4】公立と私立の両方を受けるのは現実的か?
【5】私がおススメするのは次の2つ
【6】これをしてしまうとかなりしんどい「二刀流受験」
【7】ご家庭が判断するときのチェックリスト
ーーーーーーーー
【1】公立中高一貫校のメリット・デメリットとは?
公立中高一貫校のメリットは大きく分けて次の3つです。
1.学費負担が小さい
授業料は基本的に公立水準で、6年間トータルの学費が私立とは大きく異なります。「経済的なハードルを抑えつつ、6年一貫の学習環境を得られる」のは、公立一貫の最大の利点です。
2.高校受験がなく、6年間で大学受験を見据えられる
高校受験がないため、中学3年でいったん受験モードになる必要がありません。その分、探究活動や部活を継続しながら、高1〜高2で受験勉強にギアを上げる設計がしやすくなります。
3.真面目な学習環境になりやすい
選抜を経て入ってくる生徒が多いため、「勉強するのが当たり前」という空気が作られやすいです。周りの子どもたちの意識が高く、「勉強すると浮く」という状況になりにくいのは大きな安心材料です。
一方、デメリットは次の4つです。
1.倍率が高く、一発勝負になりやすい
多くの自治体では「原則1人1校」ルールがあり、公立一貫同士の併願はできません。つまり、「倍率5〜7倍の学校に、一校だけ挑む」という構図になりやすく、不合格リスクが高いのが現実です。
2.カリキュラムがハードで、ついていけないと差が開く
学力が高めの生徒が集まり、かつ6年一貫で先取りも行われるため、授業スピードやレベルは公立標準より高めです。入学後に学習ペースについていけないと、「補習も少なく、自己責任でなんとかしないといけない」状況になりがちです。
3.6年間ほぼ同じメンバーで、人間関係が固定化しやすい
クラス替えはあるものの、基本的には同じ学年集団で6年間を過ごします。気の合う友達に恵まれれば最高の環境ですが、人間関係のこじれが長期化するリスクもゼロではありません。ただ、私立校においても1学年の人数が少ない学校がありますので、公立校だからとまでは言い切れない点ではあります。
4.入試(適性検査)が特殊で、対策が必要
国立・私立中入試とは入試で問われる内容が別物です。実はここが一番大きなデメリットであり、曲者でもあります。
「資料やグラフを読み解く」
「長い文章を読んで、自分の考えを記述する」
「算数的思考や理科・社会の知識を総合して考える」
これらは最近の国立・私立中入試でも問われるには違いないのですが、それらと公立中入試はパッと見てもすぐに違いに気がつくほど違います。
ですので、私立対策だけでは対応しづらく、専用の対策期間・教材が必要となります。
【2】私立中のメリット・デメリットとは?
私立中高一貫の主なメリットは、次のような点です。
1.カリキュラムの自由度が高く、先取り・深化がしやすい
あくまで学習指導要領をベースにしているのですが、高校内容の一部を前倒しして指導することも結構あります。無理矢理そうしているのではなく、6年を一括りに考えるとそのほうが学習効率がよくなったり、理解しやすくなるためです。
例えば、国語でいえば、高校1年から学習する古典文法を、中1ないし中2から学習させる学校が多いです。公立校だと古典文法を中学生のときに学習しないので極めてテキトーな理解のさせ方しかできないのに対して、きちんと文法的なところから攻めていくため、効率的で的確な学習をさせることができます。
2.学校ごとの教育理念やカラーを選べる
公立校もカラーがなくもないのですが、私立中のそれに比べると薄いものがほとんどです。
理数に力を入れていたり、国際系・英語教育に力を入れていたり、芸術・スポーツと勉強を両立させているなどの特徴を備えた学校がとても多いのが私立校です。
また、中学高校の上に大学がくっついているために、内部進学がしやすいなどの特徴を備えた学校もたくさんあります。
受験をする際にそれらのカラーを明確に認識することができますし、お子さまの個性やご家庭の教育方針に沿った教育を施す学校を選ぶことが可能です。
3.設備・環境が整っていることが多い
新しい校舎、図書館、自習室、ICT環境など、物理的環境のレベルは多くの公立より高めです。部活・行事・留学なども含め、「投資したぶんの体験」を得やすいと言えます。
4.併願しやすく、合格可能性をコントロールできる
入試日程や方式が公立と比べてたくさんあります。一発勝負の公立と比べると、受験の自由度が大きいです。
一方、デメリットも当然ながら存在します。
1.学費負担が大きい
授業料・施設費・諸経費などを含めると、年間で100万円以上になるケースも珍しくありません。6年間のトータルコストを考えるとかなりの差が出ます。
2.進度が速く、宿題も多くなりがち
学校もしくはコースによっては中3で高校内容に入ったり、日々かなりの分量の家庭学習を求められることが多いです。中学受験のときの塾の家庭学習量と何にも変わらない、もしくはそれ以上だという場合もあります。
3.進路の自由度が下がる場合もある
コースによっては大学受験の仕方を選べない場合があります。内部進学コースを選んだのちに外部の大学を受けることがかなり困難になったり、不利になったりすることもありますので注意が必要です。
【3】どんな子がどちらに向いているのか?
●公立中高一貫校に向いているお子さま
ーーーここから先はnoteに書いています。下のリンクをタップしてくださいーーー
https://note.com/jusoosaka/n/nc85cfe83d6d4
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