中学受験の国語、解説を聞けばわかるのに解けない——問題演習を増やす前に確かめたいこと

query_builder 2026/11/04
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中学受験の国語、解説を聞けばわかるのに解けない——問題演習を増やす前に確かめたいこと

「塾の解説を聞けば、わかったと言います」

「家で一緒に解き直すと、正解できます」

「それなのに、次の模試ではまた国語の点数が取れません」

中学受験の国語について、このような悩みはありませんか。お子さまは決して勉強していないわけではないでしょう。問題集も解いているし、間違えた問題の解き直しもしている。それでも結果が変わらないと、「もっと問題を解かせるべきなのか」「個別指導を追加したほうがよいのか」と迷ってしまうお気持ちは、よくわかります。

私は、中学受験の国語・読解力専門塾「パワー読解」で指導している今津大輔です。今回は、国語の勉強を増やす前に、一度分けて考えていただきたいことをお伝えします。

「説明されればわかる」と「自分で読んでわかる」を分けて考える
まず、確かめたいことがあります。お子さまが「わかった」と言っているのは、どの段階でしょうか。

先生が人物関係を整理してくれたあとでしょうか。「この言葉が理由を表しています」と教えてもらったあとでしょうか。それとも、誰にも説明されていない段階で、文章の内容を自分で整理できているでしょうか。

解説を理解することは、もちろん大切です。ただ、そこで確かめられたのは「自分で文章を読んで理解できた」ことなのか、「先生の説明を理解できた」ことなのか。この二つは、分けて見ておきたいのです。

入試本番では、初めて出会う文章を、自分で読んで考えることになります。だからこそ、正解の理由を説明できるかだけでなく、解説を聞く前にどこまで読み取れていたかにも目を向けたいのです。

家庭で確かめるなら、答えより先に「どんな話だった?」と聞いてみる


ご家庭で試していただきたいことがあります。文章を読んだあと、解答や解説を確認する前に、「全体として、どんな話だった?」「その人は、なぜそうしたの?」「最初と最後で、何が変わった?」「筆者がいちばん伝えたいのは、どんなことだと思う?」と、こうした問いを投げかけてみてください。

ここで見たいのは、大人のように整った説明ができるかどうかではありません。本文の言葉をいくつか拾うだけでなく、出来事のつながりや理由を、お子さまなりに整理しようとしているかどうかです。

うまく話せなくても、それだけで「読解力がない」と決めつける必要はありません。話すことへの苦手意識や、その日の状態なども関係します。これはお子さまを判定するテストではなく、「どこを一緒に確かめるとよいか」を見つけるための会話だと考えてください。

読書をする子でも、「読み終えたあと」を見てみる


「うちの子は、本は好きなのですが……」と感じているご家庭もあるでしょう。

本が好きであることは、大切にしたいことです。そのうえで、国語について困っているなら、本を何冊読んでいるかだけでなく、読み終えたあとにも目を向けてみてください。どの場面が面白かったのか。なぜ、その人物の行動が気になったのか。前の場面と、あとの場面がどうつながっているのか。

読書量についての話と、読んだ内容を整理して説明することについての話は、いったん分けて考えるのです。「本を読んでいるのに、なぜ国語ができないの」と責めるためではありません。今ある読書経験を、どのような学習につなげるかを考えるためです。

パワー読解が、読むだけで終わらせない理由


パワー読解は、中学受験生の読む・理解する力を扱う、国語・読解力専門塾です。

授業は1回60分、全24回。前半の約30分では、独自の読み方である「パワー速読®」を使って中学入試に出題された本を1冊読み、後半の約30分では、お子さま自身がその内容を説明し、分析するトレーニングを行います。

私が大切にしているのは、先生が本の内容を説明して、お子さまがそれを聞くだけの授業にしないことです。お子さま自身は、どう読んだのか。何を大切なこととして受け取ったのか。出来事や人物の気持ちを、どのようにつなげて考えたのか。それを、お子さま自身に話してもらいながら指導します。「読む速さを上げるだけの教室」とは異なり、読むことと、読んだ内容を説明・分析することを組み合わせているのが、パワー読解の特徴です。

問題の解説を増やしたいのか、読む力を見直したいのか


国語の指導を選ぶときには、まず「何をしてもらいたいのか」を分けてみてください。

今通っている塾の宿題を教えてほしいのか。過去問の記述答案を添削してほしいのか。それとも、解説を聞く前に、自分で文章を理解するところから見直したいのか。これらは、それぞれ別の相談です。

パワー読解では、塾の宿題の指導や、全24回の指導途中での問題演習は行っていません。本文を理解できていて、主な課題が答案の書き方にある場合は、記述添削を中心とした指導のほうが合うこともあります。

一方で、「解説を聞けばわかるが、一人で読むと内容を整理できない」「読んだことについて聞くと、出来事の断片だけになってしまう」「問題演習を続けているが、読む・理解する段階から見直したい」という場合には、読む・説明する・分析する活動を組み合わせたパワー読解が、お子さまの課題に合うかどうかを、教育相談で確かめていただきたいと考えています。

ほかの教科が忙しいからこそ、追加する学習の中身を考える


中学受験では、国語以外の勉強もあります。そのなかで何かを追加するなら、授業時間だけでなく、家庭で必要になる取り組みも確認しておきたいところです。

パワー読解には宿題がありません。1回60分の授業内で、本を読み、その内容を説明・分析する指導を行います。指導は私が担当し、東京・新宿、大阪・十三の教室と、オンラインで受講できます。

ただし、「宿題がない」「全24回」という条件だけで選んでいただきたいわけではありません。その時間の中で何をするのか。それが、今のお子さまに必要なことなのか。そこまで確かめたうえで、受講を考えていただきたいのです。

教育相談では「国語が苦手」を、もう少し具体的に


教育相談の際には、成績だけでなく、普段の様子もお聞かせください。解説を聞く前に、文章の内容をどのくらい説明できるか。時間が足りないのは、本文を読むときか、設問を考えるときか。読書は好きか。読んだ本について、どのような話をするか。これまで、どのような国語の学習や指導を受けてきたか。そして、今回の相談で、特に何を確かめたいのか。

「国語が苦手なので、何とかしたい」から、一歩進めて、「うちの子は、解説を聞けばわかります。でも、一人で読んだ内容を整理するところに課題があるのではないかと感じています」と言えるようになれば、指導の選び方についても、より踏み込んで相談できます。

まとめ:問題演習を増やす前に、読む・理解する段階を確かめたい


中学受験の国語が思うように伸びないとき、何もしないことと問題演習を増やすことの間には、「読む・理解する段階を確かめる」という選択肢があります。

解説を聞けばわかるのに、一人で読んだ文章で困っている。読書はするのに、読んだ内容を整理して話せない。個別指導を増やす前に、読む力そのものを見直したい——そのようなご家庭は、まず教育相談でお話しください。お子さまの現在の様子を伺い、パワー読解の指導内容と合っているかを一緒に確認します。

教育相談のお申し込み・指導内容の詳細は、パワー読解公式サイトをご覧ください。


https://osaka-sokudoku.jp/


相談のご希望や、お子さまの様子について、まずは気軽にご連絡ください。

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